■水道局配水本管や農業用水配管など大口径管における漏水調査の例です。
 
 1.
測線設定
図面台帳を参考に配管ルートを確認します。

他企業管の位置、障害要素、高低差、配管形状、工事履歴、及び交通量などの情報を収集します。

 2.
各表函物の確認

測線沿線のマンホールへ入坑します。

ゲージ指針、筺体内部の異常の有無について確認を行います。
3.
走査

測定機器を用いた作業を行います。

測点は各種弁栓や配管埋設面沿線の地上面から走査作業を行います。
 4.

異常検知箇所の穿孔
異常検知された地点では、地上面から地下鉛直下方向へボーリングを行います。

ボーリング位置や貫入深度は、調査対象配管やその近辺の埋設配管・埋設物に損傷などの影響を及ぼさないよう、予め磁気探査によって地下状況を把握してから行います。

 5.
埋設管境界付近の確認(地下)
測定機器により、漏水に伴う噴射音や地下の滞留水量の有無確認を行います。

地下では様々な共鳴や共振作用により多様なノイズも存在するため、漏水疑似要素の分別を慎重に行います。
 6.
ボーリング箇所
漏水箇所では、穿孔口を通じて漏洩水量が湧き上がります一次側仕切弁の開閉作業に同期して水量の変化が確認されます。

漏水位置について記録を行い、穴埋め復旧を行い完了です。



大口径管の漏水調査は旧来では音聴調査が一般的でした。しかし、近年、水道管をはじめとする各埋設物は深々度化し、それに加えて多数の地下埋設物の輻輳や、交通騒音も増大していることから、音聴調査での漏水探知は困難化しております。その結果、探知されずに放置された漏水により、突然の大規模漏水や路面陥没などが引き起こされ社会的問題となっています。これは日本社会だけの課題ではありません。
弊社では、現代の配管埋設環境に対して有効な漏水調査技術の開発・運用のもと、極めて高精度に漏水位置の特定を行っております。


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