■消火栓配管の漏水調査例です。
 
 1.
配管位置の確認(管路探査送信器)
金属管の位置は磁気探査により調査します(電磁誘導法)。
パイプシャフト内へ収容されている消火配管に送信器を敷設しています。
 2.
配管位置の確認(管路探査受信器)

埋設面上から受信器を用いて磁界強度を計測します。
送信器から発せられた磁界は、配管を伝播する性質を帯びます。この磁界強度を計測することで配管の位置を検知します(電磁誘導法)。
3.
機器による測定

配管外面にて測定機器を用いて干渉ノイズを測定します。

 4.

人為により音聴
配管外面にて調査員の聴覚による干渉ノイズの把握を行います。
 5.
機器による漏水検知(相関式調査)
各放水口を測点として、センサーを設置します。


 6.
穿孔による検証
漏水検知された地点は、屋外のアスファルト舗装面でした。
ボーリングバーを用いてアスファルト層に穿孔口を設けた所、水量の湧きあがりが確認できます。留塩素反応も確認される事から、配管漏水に伴う水量であると判断できます。


消火栓配管は被覆鋼管等の金属管が代表的ですが、近年では非金属管も用いられるようになりました。金属管の場合、配管埋設位置は金属管路探査機器により探知可能です。非金属管は地中レーダにより位置探知を行います。今回の事例では、漏水箇所の探知方法として「相関式調査」を実施しました。相関式調査は、配管内を伝播する漏水音を複数のセンサーでキャッチし、それぞれのセンサーが受信した漏水音の到達時間差を機械的に計算する事で漏水地点を検出する技術です。相関式調査の実施に際しては、管路情報(配管材質、配管口径、配管延長)をインプットします。但し、実際の現場では漏水音以外に様々な干渉音波が配管沿線に存在している為、調査実施に際しては慎重を期した測定作業が必要となります。


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