■漏水調査によって検知された樹脂管の地下漏水と修繕例です。
 
事例-1
 1.
漏水状況
検知された漏水位置について復旧の為、開削した状況です。

埋設深度は比較的深く、約60pでした。中央のソケット右側差し込みに亀裂が生じ漏水しています。


不同沈下例1
 2.
漏水復旧後

破損部分を撤去し、配管修繕後の状況です。各エルボの角度から、いかにレベル不均等であるかが伺われます。

現在用いられている一般的な水道管材は、極めて耐久性に優れています。それ自体から漏水することは稀ですが、異常な曲げなどの作用が働くと亀裂が発生します。

敷設時に配管角度の変更(エルボ)を要所に組み込むことで、応力分散となるため対震性にも効果的です。

不同沈下例2

事例-2
 1.
漏水状況
漏水反応が得られた土間下を開削した状況です。

エルボ内角で裂が生じ線状に漏水しています。

これだけ角度が開いているのにもかかわらず、接合部分では漏水していません。配管の耐久性がいかに優秀であるかが分かります。

 2.
漏水復旧後

漏水部分を撤去し、エルボを用いて配管を一旦立ち上げて接合しました。

改めて、配管角度に開きがあった事が伺われます。




樹脂管における漏水の原因としては、配管に亀裂が生じ破損に至るケースが多くみられます。近年、一般敷地内等の地中埋設部の水道用配管材としては「硬質ポリ塩化ビニール管」がポピュラーです。硬質ポリ塩化ビニール管の種類には、従来型の「VP管」に加え、耐衝撃性をより強化した「HIVP管」があります。硬質ポリ塩化ビニール管は、配管施工時のトラブルが少ない上に腐食の心配が無く、耐久性にも優れた配管材質ですが、大きな地震動や地盤の不等沈下の度合いによっては配管に過度な応力が集中することにより、一見しただけでは判別出来ないわずか数ミリの亀裂から漏水に発展します。

漏水復旧後の写真をご覧頂くとお分かりになると思いますが、施工時に応力分散される箇所(エルボ)を追加する事により、さらに耐久性を活かした施工となります。




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