漏水量の調べ方についてご説明します。簡単なのでトライしてみてください。

水道メーターから調べる方法

@各蛇口や洗濯機の水栓を閉めます。

 

水道メーターの画像

A水道メーターボックスの場所を確認
水道局の量水器(水道メーター)は、一般的な敷地では道路寄りの地面に設けられています。最近のものは、青いプラスチック製の蓋で「量水器」と書かれているものが多いです。

 

B水道メーターボックスの蓋を開けましょう
メーターボックスの蓋には、開閉用の小さな穴があるので、ドライバーなどを差し入れ、テコの要領で蓋を開けます。
※蓋が割れかかっている場合など、無理に力を入れると蓋が壊れてしまう事があります。
※ドライバーなどの工具でケガをしない様に手袋をはめましよう。

 

漏水調査の方法

C計量窓
メーターボックスを開くと上蓋の付いた円形状の器具が見えます。上蓋を開くと計量窓が見えます(これが量水器です)。

 

D銀色のコマ
銀色の小さな「コマ(パイロット)」が付いています。光が差し込む様にコマをやや斜め上方から観察すると分かり易くなります。もし、水を使っていないのにコマが勝手に回転していたら、何処かで漏水している可能性があります。

 

E毎分当りの漏水量を測ってみましょう
計量窓の「1リットル単位」に注目して下さい。計量窓の針が1分間にどれくらい動くかを図ります。

 

例えば、針が0リットルのところから、1分後に5リットルの所まで動いたとすると、漏水量は毎分当り 「5リットル」 という事が分かりますね。

 

 

水漏れの調査方法をYutubeで説明しています。


分かり易く動画でご紹介しています。Youtubeの弊社公式チャンネル名はRootenTechnicalです。

水道局様などの検針票から調べる方法


東京都水道局 水道使用量 レシート型水道局 検針票

 

ポイントは、請求金額ではなく、使用水量に注目することです。
東京都水道局様をはじめ水道局様の検針票は、最近の使用量と過去の使用量(先月や一年前の同じ月など)が比較できる様に記載されている事が多く、単位はりゅうべい(m3)になっています。

 

例えば、今回の使用量が5りゅうべい、前年同期使用水量が3りゅうべいとすると、5−3=2なので、2りゅうべい増えている事になります。
したがって、2か月おきの検針なら、「漏水量は2か月で2りゅうべい」という事が分かりますね。

 

※ご注意
請求金額から漏水量を求める事は難しいです。これは基本料金が含まれている為です。

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