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2024.05.31

一般

漏水調査の分類(掘削調査と非破壊調査)

漏水調査とは、どのようなものなのでしょうか。今回は漏水調査を大きく分類しご説明します。少し専門的な用語が出ておりますが、漏水しているがどうしょう…と悩んでいる方にとって、解決への一情報となれば幸いです。


漏水調査の分類

目次

1.考え方は業者様によって様々

2.掘削調査と非破壊調査

2.1掘削調査とは

2.2非破壊調査とは

3.調査はどちらの方が良いの?

4.配管引き直し

5.まとめ


1.考え方は業者様によって様々

業者様の調査としては、キッチンや台所、庭の散水栓などの目視、ハンドルの閉まり具合の確認までの場合もあれば、地面を掘削しながら漏水箇所を探す業者様もあります。その他、水道管用の音聴棒(おんちょうぼう)や、コンクリートマイクをはじめとした探査機器を使い非破壊で探す業者様もいます。

2.掘削調査と非破壊(非掘削)調査

2.1掘削調査とは

地面を掘削しながら配管を追いかけ、目視で漏水箇所を発見するやり方です。一軒家などで配管の位置が限られ、地面が土、配管の深度が浅いといった場合などに設備業者様で行われる事が多いやり方です。

2.2非破壊調査とは

読んで字のごとく、地面を掘ったり壊したりせずに漏水箇所を発見します。例えば、駐車場のコンクリートやアスファルト舗装なども壊さずに現状のままで、機器を使用した調査を行います。調査機器は様々で、それぞれに適性も異なります。

3.どっちが良いの?

掘削調査が行われるケースとしては、作業を行っても日常の生活や営業などに支障が無く、又、外観も気にならない、工期に定めがないといった場合です。例えば、一戸建てのお客様で、さほど漏水の程度が大きくなく(緊急性が低く)、家の回りが土(コンクリートやタイルといった仕上げ箇所が無い)、何日かに分けて作業を行っても支障が無いといった場合ですね。

一方、非破壊調査は、敷地がコンクリートやタイル、アスファルトといった箇所があり、これらを掘ったり壊したりする時間的・費用的コストを抑えたい、外観への影響を抑えたい等の場合や、短時間に発見したいといった場合に行われます。

4.配管引き直し

これまで調査の大まかな分類をご説明してきました。それを踏まえ、配管引き直しについても考えてみます。管の耐用年数は、立地条件、構造、材質、使用形態など様々な要素が影響するので一概に述べる事は難しいのですが、20~30年を経過するあたりから漏水の発生傾向がみられてきます。ただ、年数がたっても健全な場合もあれば、年浅であっても漏水が起こりやすい、特定の区間にかぎり漏水が生じるといったケースもあります。

ご参考として、もし、複数回漏水が生じる様な状況であれば、今後の再発を視野に入れ、ある時期を目途に配管更新について考えていただく頃合いだと思います。

5.まとめ

見えない地下の配管の漏水を見つける方法として、地面を掘削するものと、機器を使い掘削や壊さずに見つけるものと大きく2つに分かれる事を今回ご紹介しました。実は以外と認知されていない部分であり、掘削するしか方法がないと思われている方も多くおられます。

調査をして部分的に修理をするにせよ、配管更新をするにせよ、現地の状況、効果性、工期や費用といったコストを総合的に考えることとなります。また、個人のお客様の場合にあっては、心的な負担も抱えられています。

水道、ガス、電気、空調など様々な設備が私たちの身の回りにありますね。設備業界に関しては、一般の方には認知されない、行き届かないといった情報が多いことも確かです。

心配されるほど深刻ではなかったり、良い解決方法があるかもしれません。

 

弊社は、非破壊による漏水や埋設物、地盤構造など地下に関する調査を行っております。技術を扱う者である以上、お客様を第一に中立をもって考える事が大切と認識しており、これまで多数の事案を賜ってまいりました。ぜひ、お困りになられたらご相談下さい。

漏水、管の位置をはじめとする
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